Beef or Chicken

離婚してよかった!  

うつ病を罵った同僚を弁護士に頼み裁判の末に慰謝料を払わせた

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うつ病で1年近くの休職を経て仕事復帰したものの社内の人間に病気のことを罵られました。

会社に報告しても罵った人間はなにも処分されません。

今は神経の病気は大きく取り出されている時代です。

こんなことがあっていいのでしょうか。

もう会社に何かを求めても無駄だとわかりました。

裁判により罵った相手を訴えることにしました。

目次

会社は個人のことなど考えてくれないと思わないといけない


コンプライアンスについて

最近は社内に「内部通報制度」「リスクマネージメント」などと称してパワハラ・モラハラなど、コンプライアンス違反を報告できる制度を設ける会社も多いです。

うちの会社にもあります。

だたしこれを100%頼ってはいけません。

これはあくまでも『うちの会社もちゃんとやっています』と対外的にアピールしているだけなのです。

会社が自分の会社を守るために設立した組織であり、問題が発生しそうな場合はもみ消すためにあると思って間違いないです。

つまり会社の信頼度を上げるためだけのものであり実際には機能しないと考えなければいけません。

もし一社員が今回自分が受けたような侮辱・罵りを報告しても報告した側が”会社の問題児”と認識されるのが普通です。

それにその報告が周りに知れ渡ると思って間違いないです。

さらにそれにより以降の業務に支障が出るとのが現実です。

すべてがすべての会社に当てはまるとは言いませんがほぼ間違いないです。

やめておいたほうが無難です。

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弁護士に相談

弁護士は選ばなければならない

「じゃあ弁護士に頼んで相手から慰謝料を取ろう」

そう思っても良い弁護士とあまりこちらの希望通りに動いてくれない弁護士がいます。

弁護士に依頼するのは今回が2回目となります。

5~6年前に頼んだ1回目の時は何もわからなかったので地元に唯一ある個人でやっている弁護士に依頼しました。

しかし行動が遅くこちらの言い分よりも相手側の要求を呑んでさっさと終わりにしたいっていうスタンスでした。

全然こちらの目論見から外れています。

相手の言い分を覆して欲しかったのです。

言われたとおりにして終わらせるならわざわざ弁護士に頼んだりせず自分でやります。

ちょっと遠いけれども隣の市の少し大きな弁護士事務所に相談に行ったら

「わかりました。そういう事案も受けたことあります。任せてください」

心強かったですね。

担当の弁護士を変えました。

元々の弁護士にも動いてもらった分だけの料金は支払いましたが勉強代だと自分に言い聞かせました。

単なる書類作成くらいだったらどこでも同じかと思いますが『相手と戦いたい』のならば弁護士の選定は重要です。

2ヶ所の弁護士事務所に依頼してよくわかりました。


1回目に担当してくれた弁護士に依頼する

1回目の裁判に関しては今後記事にまとめたいと思います。

そのとき担当してくれた弁護士に依頼することは最初から決めていました。

とても良くしてもらったし何しろこちらが有利になるように進めてくれたからです。

その弁護士はとても優秀だったのだと思います。

当時の弁護士事務所から独立してやっていました。

さらに別の弁護士を2人抱えています。

最初はメールで簡単に説明をしてその後すぐに出向き直接話しをしました。


証拠もない証人もいない

依頼するにあたって一番の心配は何も証拠がないことです。

その現場を見ていた人もいません。

相手にとぼけられたら終わりです。

自分にとって不利な状況しかありません。

始めは「コンプライアンス違反」として会社へ内部通報を行おうと文章にしておきました。

しかし冒頭に書いたように『もみ消されるだけ』と考え直してやめたのです。

弁護士にも、証拠がない・証人がいないからこの件は難しいと言われると覚悟の上でした。

しかし

「策を練りますよ」

と言ってくれます。

引き受けてくれました。


弁護士が【A氏】と連絡を取り合う

基本的に裁判は個人の住所に裁判申立書を送ることから始まります。

しかし俺は【A氏】の住所は知りません。

子会社の住所と彼の社内メールアドレスだけを伝えました。

数日後弁護士から連絡がありました。

直接【A氏】の会社に行って本人と話をするということになったようです。


ADR

今回の事案で弁護士から提案されたのが裁判や民事訴訟とは違う「ADR」と言うものでした。

「裁判だとお金も時間もかかるが、泣き寝入りしたくない」 「相手と直接交渉してきたが、解決しそうにない」 「中立的な、信頼できる専門家に仲立ちしてもらい、解決をお願いしたい」  ADR(裁判外紛争解決手続)の紹介_国民生活センター
裁判以外の方法でトラブル解決を図れる 「ADR(Alternative Dispute Resolution:裁判外紛争解決手続)」という方法があります  www.gov-online.go.jp

ADRとは費用が少なくてすみ、手続きが簡単 当事者の意思・意向により柔軟に対応できる 解決までの時間が短い

等のメリットがあります。


【A氏】が面会を断る

弁護士が会社に行って話をするとのことでしたが前日の夜に【A氏】が断ってきました。

理由は「会議室が取れないから」

こんなプライベートなことで会議室の予約などとれるわけないのは最初からわかってるはずです。

まして面会者が弁護士であれば変な噂が流れるのは目に見えています。

最初から話を引き延ばすつもりだったと思います。

担当弁護士は非常に優秀な人で、いきなり申立書を送るより本人の意見・主張を聞き、相手の出方を見極めることが有意義と考えていました。

また話し合いにて【A氏】が慰謝料を払う意思があればADRは行わずに済むのでそういう探りも入れるために面会を申し入れていました。


弁護士と【A氏】との面談

【A氏】も当然いつまでも逃げ回るわけにはいきません。

会社に来られると自分が困るので弁護士事務所に出向き担当弁護士と話をしました。

・大まかな経緯は認識が一致

・認識の齟齬はある

 ↑ これに関しても担当弁護士は

 『そういった意味で言ったわけではない』

 と言う発言を引きだした。

 つまり『そのように受け取られても仕方がない発言があった』と認めさせたということになります。

怪我をさせられたわけでもなく、誰もいない場所で罵られ屈辱を浴びせられたが証人・証拠はない

八方塞がりと思っていた訴えに一筋の光が見えました

この日、担当弁護士は『慰謝料を払うことで解決する方向でどうか』ということまで取り付けてくれました。

つまり慰謝料による示談です。

来週中には返事をするということで帰ったそうです。

もしかしたらすぐに解決するかもしれない。

そう思いました。

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相手の意向がわからない

【A氏】から連絡がこない

「来週中には返事をする」と聞いてから2週間経っても連絡は来ません。

担当弁護士に聞いてみると相手から何も言ってきてないようです。

その1週間後、【A氏】から「少し時間をくれ」とだけ言ってきたそうです。

俺の担当弁護士は冷静です。

「内容について弁護士等に相談してるのかもしれません」

「それ自体は構わないのですがあまり時間かかるようなら明確に期限を区切りますよ」

さらに1週間後【A氏】は「来週の早いうちに回答をすると連絡したそうです」


時間を引き延ばした結果【A氏】は示談を拒否

10日後【A氏】から連絡があったそうです。

結果は示談解決を拒否

どういうつもりなんでしょうかね。

時間を引き延ばした挙句に示談拒否ですか。

こちらの知らないところで担当弁護士は【A氏】と連絡は取り続けてくれていたようです。

俺のほうには混乱させてはいけないので決定事項のみを連絡してくれていたのだと思います。

その連絡を取り合う中で示談解決を承諾するという様子が見られ、具体的な合意書案の作成、相手の一部修正要望に対しての可能な限りでの修正などかなり大詰め段階だったらしいです。

普段冷静ですが少し怒りの様子が見られたので担当弁護士も不愉快に感じたようです。

とにかく相手が拒否してきた以上「ADR」に進むしかありません。


ADRを行う

ここまでかかった期間

【A氏】が時間を引き延ばした挙句に示談拒否ということで本格的にADRの準備に入ってもらいました。

弁護士に依頼してから6ヵ月目のことです。

半年かかってやっと裁判(ADR)が行われるということになりました。

ここでもまた【A氏】にペースを乱されます。

1度決まった日付を「都合が悪くなった」と言って変更させます。

予定より10日ほど遅れてADRの日を迎えます。

ここまできて初めて担当弁護士から「申立の理由」と「和解あっせん申立書」の書類を見せてもらいました。

「和解あっせん申立書」はほぼ決まったフォーマットがあるのでしょうか。

形式ばった書面に申立人(俺)と相手側(【A氏】)の名前や住所が記載されていました。

【A氏】の住所と連絡先電話番号は会社になっていました。

「申立の理由」はその通り理由が自由に書かれていました。

出張先で俺が【A氏】に言われたこと

会社で口頭注意したと思われること

一旦示談を承諾したものの第三者による判断を仰ぎ自分の納得した形にしたいと言われてADRの申立てを行ったことが書かれていました。


ADRの日

ADRを行う場所は裁判所ではありませんでした。

家庭裁判所とか地方裁判所とかでやるものと思っていたのですが「弁護士会館」と言うものがありそこで行われるとのことです。

【A氏】は弁護士を立てていないと思われます。

1人で来ているでしょう。

俺は【A氏】と顔を合わせたくないので30分くらい前に到着です。

待合室で待機して時間ちょっと前に担当弁護士と合流、2人で臨みます。

そして裁判で言う「裁判官」にあたる人

「あっせん委員」と呼ぶらしいです。

これはこの地区の弁護士さんだそうです。

つまりADRの場合は弁護士さんが間に入り判断を仰ぐ形になるようです。

ADRの進め方ですが

●あっせん委員が【A氏】側の話しを聞く
(その間俺たちは別室で待機)
  ↓
●【A氏】が別室に行き俺たちがあっせん委員と話しをする
  ↓
●【A氏】とあっせん委員の会話
  ↓
●俺たちとあっせん委員の会話

まとまらない限りこれが繰り返されるようです。

しかし実際には俺たちはほぼ待機状態。

つまり【A氏】とあっせん委員が話してる時間ばかりだったのです。

担当弁護士の想像ではこちらの主張を飲むように説得してくれていたんじゃないってことです。

もし本日ここで慰謝料を払うということで合意しなければ相手側(俺たち)は間違いなく裁判に訴えてくるだろう。

そういうことを含めて今日ここで終わりにしたほうが良いと提案するのに時間がかかっていると。

反対に考えればここでも【A氏】は慰謝料を払うのを拒んでいたということになります。

自分の発言を認め、1度は慰謝料を払うと言った本人がです。

話しも大詰めにきたのでしょうか。

あっせん委員が【A氏】と話している最中に俺たちの待機しているところにきて

「【A氏】はこういう提案をしている」

「飲めますか」

こういうことが数回あったが向うの要求など飲むわけなく担当弁護士が全部ダメだと言ってくれました。

結果ADRはこの1日で終わりました。

最終的に【A氏】が俺に慰謝料を払うという形で終了です。

半年以上もかかりました。

長かったです。


最後に

神経の病気は本当にデリケートなものです。

簡単にネタにされたくなんかありません。

もし無神経な人間に誹謗・中傷されても泣き寝入りしたくなんかないですよね。

今回俺はたった2人きりの時に病気のことで貶され

証人はいない

証拠はない

最悪の状態でした。

でも俺にとって本当に『正義の味方』の弁護士がいてくれたおかげで相手に慰謝料を払わせることが出来ました。

もし同じような人がいたら諦めないでください。

誰かに相談してください。

証拠がなくても、されたこと・言われたことは日付とともにメモしておいてください。

もしかしたら役に立つときがくるかもしれません。

今回の俺のような事例は無いに越したことはないです。

自分だってまさかこんな形でこんなこと言われるなんて思いもしなかったんです。

でも世の中には自分のことしか考えない。

自分の鬱憤晴らしを弱い人に対してする。

卑怯な人間もいます。

今後同様なことが起こらないことを祈って終わりにします。

お読みくださりありがとうございました。

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