Beef or Chicken

離婚してよかった!  

年末になると思い出す【離婚して最初のひとりぼっちの大晦日とお正月】

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何十年か生きてきて、ひとりぼっちのクリスマスは数えきれないほどあります。でも大晦日とお正月をひとりぼっちで過ごしたことは過去に2回だけなんです。そう、元妻が子供を連れて出て行った時です。

それまで年末年始は必ず実家に戻って過ごしていました。ひとり暮らしの学生時代も元妻と結婚して実家を離れてからも年末は実家に帰るのが当然のようにしていたんです。

母親が亡くなった年の秋から冬になろうとする時期に元妻が子供を連れて出て行きました。その年末は1人で過ごすのがイヤでどこか旅行に行こうと思っていたのですが鬱々した日が続き予約すらなかなか出来ませんでした。行動を起こした時にはめぼしい宿はもう予約が取れずにいて通院の帰りに目についた旅行会社に飛び込んだんです。
「とにかくどこでもいいから」と探してもらい12月31日と1月1日の2泊。予約をしてもらったのですが、どこなのかもわからず12月31日を迎えました。

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宿泊する宿は山の奥だった

出発の前日になり、さすがに行き方くらいは見ておかなければと思って宿泊先の館内とルートを見たのですが行ったこともない山奥。天気を調べると【雪】
自分の車はスタッドレスは装備してなくて車を買ったときに「念のため」程度で一緒に買った簡易的なタイヤにかぶせる布のようなすべり止め防止のものだけ。その頃はもう自暴自棄だったし「これでいいや!」で出発しました。
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その日高速道路を使い目的地に近づくにつれて雪が酷くなってきます。それまで雪道など走ったことなかったので不安はつのるばかり。高速道路を下りて一般道に入るとどんどん山奥に入りさすがにノーマルタイヤでは走れなくなり路肩に止めて簡易的な布チェーンを装着。やっとの思いで宿に到着したのを思えています。

ひとりでも1人じゃないことに嬉しさを感じた

宿泊宿は2食付だったので出かけなくても食事には困りません。夕食も朝食も大広間のような場所で食べます。テーブル席ではなく宴会をするような畳の部屋で各自に小さなおぼんのようなものに数種類のおかずが出ました。まさに旅館です。気分的なものもあり美味しくはなかった気がします。

ここで気づいたのですが自分のように1人で来ているおじさんもいました。
「どういう境遇の人なんだろう」
「毎年ここに来ているのかな」
勝手にいろいろと妄想したのですがとにかく【ひとりじゃない】ことが妙に嬉しかったのです。

おかみさんの見送りが逆に寂しい

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2泊したので丸1日あるのですが大雪のためちょっとだけ近所を車で走っただけです。すぐに戻り部屋でのんびりしました。目的は『1人で家にいないこと』だったので別に観光もなにもありません。ぼんやり、のんびりと過ごした2日間でした。

最終日、雪は降っていなかったけど積もったままだったので簡易チェーンを装着のまま宿を後にします。このとき宿のおかみさんが見送り声をかけてくれたのですが逆に寂しく感じました。

もうこれからは【ひとりぼっち】に慣れなければいけないんだ!そう思った記憶があります。
高速に乗る手前で簡易チェーンを外し静かに家に戻りました。

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翌年も年末年始はひとりで過ごしました。このときはもう開き直っていて賃貸マンションで過ごしました。パチンコにでも行ったかもしれません。食事だってひとり鍋かなんか食べたと思います。まだ勇気がなくて子供たちにも「明けましておめでとうメール」もしなかったと思います。



この年に今の妻との出会い・転勤があり【ひとりぼっちの大晦日とお正月】は終わりました。
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